オイシックス食材感想日記 その3

 排水を出来るだけ出さずに調理と言う事で、結局水菜と豚肉、ミニトマトで冷しゃぶを。
水菜はザッと溜め水で洗ってザッと切り、タッパーに入れて流水洗い。そして水を張って冷蔵庫へ。ここで茎と葉っぱを味見。……福井で水菜と言うとそれは雪の降る中出回る『勝山水菜』という野菜を指すのですが、ここ数年で京水菜を栽培する農家さんも出てきてスーパーで普通に出回るようになり。で、どうしてもそのエグミが気になっていたのと、嫁さんが野菜のアクに弱いのでそれが心配だったのですが……なるほどエグミがほとんど無い。いや、まったくないという訳ではないのですが、それも風味程度のものでかえってアクセントになっているような風で。ゴマだれで出すつもりだったのですが、一応残っていたポン酢も用意。で、本当はプチトマトも包丁を入れたかったのですが、下手に金気をあてるよりいいかぁ、とへただけとってそのまんま。豚肉は思ったより量があったのでびっくりしたのですが、半分自棄になりながら沸騰した湯に放ち、火が通った所で冷水に。で、盛り付けてみました。背景に余計なものが写り込んでいるのがわびしいのですが、やはり彩りにかけるなぁ、と。実は初期の予定では、ここにグレープフルーツを剥いたのを飾るつもりだったのですが、そうすると一つの料理に使う材料数が4になるので何と無く気が引けて。いや、昔そう教わったのが染み付いていまして。で、えいやっとそのまま食卓に。

 実はうちの嫁、プチトマトも苦手で。皮の硬さと青臭さが嫌いだと言う事なのですが……『このプチトマトは美味しい!』と言って喜んで食べていました。やれやれ良かった。

 で、私はゴマドレとポン酢の両方で。豚肉で水菜を巻き、それをタレにつけて食べると。水菜はシャキシャキ、豚肉は油の甘さがちょうど良く、肉も柔らかで。実は豚肉はわざと常温ぐらいにしていまして。冷やしすぎるとパサパサ感が出る問い受け意見をしていたので相したのですが、これはキンキンに冷やしても問題なかったんじゃあないかな、と。


 食後。デザートにバナナを。袋を開けるとフワッとバナナの甘い香りが飛び出して、皮を剥くと立派なバナナが。ねっとりしていて甘すぎず、好みでした。で、バナナを食べつつ牛乳を。……本当はバナナミルクにするつもりだったのですが、ミキサーを洗う時に出る排水を嫌っての事で。でも結果オーライ。パスチュライズらしいやわらかい甘さを堪能しました。コクもあって、でもしつこすぎずーって、某料理マンガか!ただ、そう表現する以外しようがない感じで。ゴクゴクいけそうな感じの牛乳だったのですが、勿体無くてちびちびと。


 さて、あとはまだ卵と小松菜とグレープフルーツが待ってます。小松菜はちょっとおきすぎた感があって生産者の方に申し訳が無いのですが、いやもちろん卵も。



……明日は排水管見に来てくれるのかなぁ。

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