2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

宇宙戦争モノ

日本連邦宇宙軍・高松一佐はその日、日本連邦の名目上の首都・日本州へと来ていた。高松が地球へ来たのはこれが2回目だった。一度目は宇宙軍の初任訓練航行の時だったからその時は軌道上から日本列島を眺めただけだった。もっとも、当時の高松は日本列島より…

誰もいない街 〜青い光の中で〜

誰もいない街を、僕は歩いていた。 戦争は終わった。正確には戦争をするべき人間がいなくなってしまった。某国が使用した細菌兵器は人間はおろかほとんどの動物をただの液体へと変えてしまった。学徒動員だった小隊長が死に際に言っていた。細胞間接着分子が…

はるか計画設定部

4畳半ほどの研究室。男は窓に向かって置かれたデスクで山積みになった本や書類に囲まれながらPCの画面を睨んでいた。時折老眼鏡をずらし、書類を眺め、また画面に向かう。 ノックが響く。男は視線をそらさず『開いてるよ』とぼっきらぼうに言った。入って…

クラナドをずっとやっておりました。

左足首の方はずいぶんと楽になったのですが、一応明日まで様子を見ようと。あさっては診察日なので嫌でも外出しなければなりません。 外は吹雪。明日夕方までの降雪量は90cmとの予報ですし、いよいよ来たか!魔の1週間!!と言う感じです。会社の人たち…

まったく何をしているんだか。

ぼんやり本を眺めながら考える。目は字を追ってはいるが、その内容は意識の方には流れてこない。もっとその奥底の方に投げ込んでいるような気分。 朝方ひねった左足首は少し痛みも激しくなって、今日は風呂には入れないな、と思いつつ横になったのは11時。…

「あんまり、星」 夜道。言いかけて水緒が言葉を止めた。僕は振り返って水緒を見た。彼女は空を見上げていた。吐く息が白い。そしてそれは空の闇へと解けていくように思えた。 「なんだ?」 「んー。あんまり、星、見えないな、と思って」 僕は空を見上げた…

結局今日も昼まで寝ていて。

午前中に目が覚めたらいくつかやろうと思っていた事もあったのだけれども、もうどうでも良くなってしまって結局部屋の中でぼんやりと。酢飲酢酸氏が学生時代何も食べる物が無いときはただ寝ていたと言う話を聞いていたが、確かにこう何もしていないと腹が減…

また転載かよ、と一人で突っ込んでみる。

着信が途絶えたのでかけ直してみるとたぶん課長だろうということになった。しばらく待っていたもののかかってこないので課長の携帯に直接電話すると、電話などかけていないということだった。診断書の方は提出したし、何も考えずゆっくり休めとの事。では誰…

漠然とした恐怖(mixiより転載)

なぜ自分がこんな状態になったのだろうと考えてみると、未来に夢が持てないからだと思う。 仕事、社会、国家。様々なものに未来が見出せない。 人に言わせると、私の今勤めている業界は不況知らずの良い業界だそうだ。しかし、その実態は社会にどっしりと負…

郵便局へ行くまでが精々。

結局昨日の診療でもう一月の療養延長と言うことに。課長とは電話で2月も無理です、と言う話はしてあり、診断書も郵送で構わないと言ってもらっていたのですが何とか会社に持って行こうと思ったものの、橋が渡れず郵便で送る事に。速達だと今日の午後に配達…

メーヴェの紋章

小型トラックは岩に激突し、停車していた。運転席にいた男は死んでいた。 「生きてる奴いるかー?」 ギルが短機関銃を構えて呼びかけた。ラルファは拳銃を抜いてはいなかった。 「俺たちはメーヴェの護送傭兵だ。盗賊は逃げた。生きている人、出てきても大丈…

未校正。

とりあえず続き物を一つ。 帰って来てから校正します。一休みしたら診察受けに行って来ますー

今日は色々ありまして

あっちにはチョコチョコ書いたのですが、もう書く気力がありません。 色々あって疲れた。

メーヴェの紋章

一輌の護衛装甲車が砂漠を走っていた。砲塔のマークは自由都市・メーヴェの紋章。アンテナにくくり付けられた緑色の旗は彼らが仕事にあぶれている事を表していた。メーヴェの商隊護送傭兵。彼らは有事に際してはメーヴェを護る兵として、平時に際してはこの…

抹茶と足羽山 (mixiより転載)

時々ふと抹茶が飲みたくなります。 学生時代、懇意にしていただいていた化学の先生はお母さんがお茶のお師匠さんだったとの事で研究室を尋ねると薄茶を良く振舞ってくださいました。一人で行くと濃茶を出してくださったりもしたのですが、なんとなく幸せだっ…

戦車戦

「各車、カクカク。突撃。突撃」 中隊系無線、インカムを車内通話に切り替える。 「突撃」 エンジンがうなる。ペリスコープで周囲を確認する。まさかこんな所で戦車どうし殴りあうとはお互い思ってもいなかっただろう。 「そういや、ここらは転作してたよな…

あと一週間か。

提出した診断書では29日までの加療となっていたから来週月曜日には出勤しなければならない、事になっている。嫁さんは、『絶対無理。行けるもんなら行って見なさいよ』とけらけら笑う。 朝、といっても11時起床。どうも胸がゾワゾワとして落ち着かない。大戦…

お買い物

昨日古本屋から届いた小説を延々と読み続けて結局寝たのは6時。冬だとまだ外は真っ暗なんですね。当たり前のことに感動しつつ気まぐれにTVをつけるとガチャピンがモーグル大会に。スポーツマンだなぁ、恐竜人類!恐竜惑星なら大歓迎なのですが、海に空に雪…

漠然と考えてみる。

我々が座ったままで地球の裏側を知ることが出来るのは報道のおかげ。それは疑いの余地が無い。ただ、地球の裏側で何が起こっていようが知ったことではない、という考え方もある。アフリカで飢えで死んでいく少年、東南アジアで家族を養うために体を売る少女…

外に出たくありませんにょ?

語尾がおかしいのは仕様。 昨日友人からCFカードが届きまして、早速モバイルギアに突っ込んでファイルをちゅーちゅー。 お腹が空いたのでコンビニに行こうかと思ったのですが、外に出るのが億劫な気がして餅を食おうとオーブントースターを使ったら、湯沸し…

小説ページは放置中

今まで書き溜めてたものを再読して見たものの、これ、公開すると後悔するだろうな、というオヤジギャグが思いつくほどの状況。 とりあえずは『はるか計画』と『宇宙戦争モノ(仮)』、『殺人者たち』程度はまとめておいとく様にしましょうか、というような感…

mixiで書いてたら結構長文になったので

今日はこっちも同じ文面で逃げちゃえ、と。 先ほどから『雪おこし』が鳴り響いてまして。雷ガードをつけてない我が家は一発。嫁は寝たままPC起動させたまま。きっと露天でもしてんでしょう。 昨日の晩、結局寝たのは4時半でした。でも、今日は朝起きたらと…

プロローグ

「無茶だよ」 「やっぱりそう思うか?」 冬の日差しは研究室内まで充分に照らしていた。しかし決して明るいわけでもない。三坂は照明をつけようかどうしようか悩んでいたが、山崎から渡された書類に没頭しているうちにそれを忘れていた。 『はるか計画』と書…

宇宙戦争モノ

日本連邦宇宙軍・第2方面隊 駆逐艦『わかな』 艦長室というものはいつの時代でもそれなりの空間を確保されている。それは空間利用に厳しい制約がある宇宙艦艇でも同じだった。なぜならばそこはその艦長たるものの権力の象徴であったし、艦内で老練な下士官で…

習作二本立て。

習作といっても、構想している長編の一シーンを書き起こしているというだけなのですが。 あー、いや、それが習作なのか?いや、試作か。とりあえず今日はこれでお茶を濁します。

震災10周年。

実は、私が今の会社に入社して昨日でちょうど8年目。大学出てから10年目。 色々思うこともありますが、ちょっと今日は不調なので寝てしまいます。 明日はスッキリしてると良いなぁ、頭痛とか。

日曜日

感覚としては折り返し地点。ゴールにたどり着けるかどうか走らないけれども、色々モヤモヤした物を振り払わんなんな、と思いつつボンヤリ。 夢を見ていた。仕事の夢。復帰した後だと思う。この1ヶ月がどれほど大変だったか聞かされ、担当先の再編協議に加わ…

大学のサイトを見て回っていて。

ALという分野がありまして。 人工生命という分野で、それは人工知能の一分野とされていたんですが昨今では独立分野になりました。 コンピューター上で作り出した生物モデルを歩き回らせる。 学生時代、ある授業のレポートに『ランダムウォークシミュレーシ…

RPG発達史

私の妻はラグナロク・オンライン(以下RO)の中で生活している。 友人も殆どがROの中に存在し、やる事と言えば狩りかチャットである。かじはかじでも鍛冶屋の鍛冶だし、時々過剰精錬に失敗して数メガゼニーを無駄にしたと嘆いている。うたた寝から突然目…

RPG発達史

sana0122さんの日記http://d.hatena.ne.jp/sana0122/に触発されたもので、ちょっと自分なりにRPGと言うものがどう発達してきたかをまとめてみようかと思います。記憶だけを頼りに書きますから、重大な間違えがありましたら各位ツッコミよろしくお願いいた…