はてさて。

 給料日。ありがたいことにこれでまた一月生き延びる事ができます。とはいっても先月の本代の払いでほとんど飛んでいってしまうのですが……。
 残業手当と当番手当が結構な額になったので、それでも結構残ってくれます。貯金もそれほど切り崩さなくてもいいかなぁ、とボンヤリ。
 
 今日は瞬間的な豪雨ってのが断続的に。雷がなり、雲はえらく低く。標高2〜300mの山の中腹まで雲が。見ていて幻想的ではあるのですが、配達員のやる気をそぐには充分以上な状況。
 配送の課長と無駄話。これはスコールって奴ですよね、と。あー、最近は暑いからな。温暖化が進むと日本は亜熱帯に成ると言うのは本当だねぇ、と。さほど遠くない将来、そんな日が来るのかも知れません。

 今日は『SPA!』と『ジパング』の新刊、あとは人には大声で言えない漫画雑誌を一冊。裏表紙の一言がいつも大したもんだと思うのです。その趣味は勿論、褒められた趣味ではないのですが、それでもまだ何か残された世界のように思えて。きっとそういうものを求めてそれを読むのでしょう。しかしまぁ、そんなものが現実に無い事なんかよくわかってるのです。そして、現実にそんな事をしたものならば自分の命一つでは返しようが無いって事も。可能性を摘むってのは、そういうことです。逆に蓄積された時間を奪うってのも、同じように許されることではないんですが。

人を殺さないと言う事。

 最近の子が人を殺すのは、罰せられるから人を殺してはならないと言う前提で人を殺さないように教育されているからではないかと思うのです。
 誰かに罰せられるから、しないのであれば、当然誰にも見つからなければよいのだという意識が働きます。監視者ってのを外に置くとそうなる。だから人間はこのあたりを、全てを見通す誰かか内心に監視者の役割を与えたのだと思います。
 ただ、それも人間が純粋であればこそで、中途半端に人間がひねくれるとそうも行かなくなります。何しろ、その全てを見通す誰かの存在と言うものを否定しますし、内心というものもタブーを犯すと言う近代的遊戯の為にあえて破られる事もある。
 と、なれば、やっぱりひねくれ者はひねくれ者なりになにか理屈を用意する必要が出てくる。いや、そんなものは理屈無しにそうだってのも確かなんですけれども、最近は理屈無しって事は理不尽。理不尽イコールダメって構図も出来ている様なんで。

 さて、ではその理屈。つまりは時間なのです。
 生物ってのは結局時間の缶詰のようなものだと思うのです。その人というのは、その人が生れ落ちてから今まで、ずっとその人の時間を生きて来た訳です。まだ人工冬眠なんてもんは開発されてませんから、それは現代において間違いないはず。途中死んでた人は少ないでしょう。で、その人の現在の人ってのは、生まれたときの人とは違いその時間を経て変化してきた人な訳で、ここの人ってのを任意の生物にしてもかまいません。クローンができても同じ人/生物が出来ないってのはこの辺。
 で、その人を殺すってのは、結局その人が費やしてきた時間ってのを奪う事な訳で、それを返そうとか、補償しようとした所で自分が持っている時間ってのは結局人間一人分の時間しか持ち合わせていませんから、返しようが無い。保証しようが無い。そりゃ、人間が次官を操れるようになったらば、そんなこともできるかも知れませんが、まぁ、無理でしょうねぇ。
 だからまぁ、責任の負えん様な事はしないほうがマシだろうと思うのです。


 明日は棚卸ー。棚卸だからって言っても定時どおりに出社ですし。
 それでは今日はこの辺で。