相方のネコが腎臓病に。

 今週の火曜日、実家から貰った刺身を食べてくれなかった老ネコさん。思い起こすとそれ以前から鰹節にもあまり興味を持たずにいたような感じで。相方は『痩せた』と心配していたのですが、私は『前から痩せてたやん』と気楽にいたのですが、昨夜相方がネコさんのお腹を触っていて違和感を感じたと言うので今朝行きつけの獣医さんへ行って来ました。
 昔、Drに襲い掛かったと言うネコさんも今日は静かでたくさんの患畜さんの中、順番待ちをしていたのですが、ある奥さんが先生から葬儀社の説明を受けているのが耳に入ってちょっとドキッと。で、しばらくして順番が回って来て。
「餌を食べず、便秘なのかなとも思うのですが……」
 Drの触診、無抵抗のネコさん。『いや、そんなことじゃない。血液検査をしますよ』との言葉に相方が黙ってうなずきました。ディスポ注射器に針を付け、手馴れた感じでDrはネコさんの前足……人間の採血と同じ様な部位にそれを刺したのですが、ネコさんは小さく啼いただけで。シリンジに流れ込む血は黒々としており、流量もかなり低い感じ。Drは前足をマッサージして何とか検査必要量を確保したと言う感じで。
「それじゃあしばらく待っていてください」
 待合室で呆然と座る所も無く立ち尽くしているとそれを見た看護師さんが折りたたみ椅子を持って来て下さって。座りながらボンヤリと。……嫁さんがポツリ、『腎臓?』と一言。

 しばらくして、ネコさんはやはり腎臓機能が低下しているとの話で。体重も1.8kg、実際数値で見るとそんなに痩せていたのかと改めて驚かされました。危険な数値じゃないのか、これ?と素人目でも良くわかる状態で、とりあえず現状は脱水状態で輸液を皮下注射、これを一日おきに続けてみて様子を見ると言う事に。
「次は月曜日に来てください」

 今週は頭っからお尻までいろんなことがあった週だなぁ、とつくづく。
 あと、上京しようとすると誰かが死ぬような気にもなったり。前回は相方の祖父がなくなりましたし、今回はこの状況。とりあえず月曜日は相方が車で自分で連れて行くというので任せて上京する事にしましたが、多分自発的上京は今回でもう打ち止めだなと。次上京しようと思い立ったら何が起こるのだろうと。自分の身に何か起こったあとで上京するのは大丈夫なようなのですが。


 とにもかくにも、やるべき事はたくさんあって。随分落ち込んでしまいましたが、頑張りませんとです。ネコさんも頑張ってくれてますし。今回は、今回ばかりは引けません。