東欧の崩壊は衛星放送から

 それを考えるとインターネットの破壊力というのはたいしたもんなんだろうな、と。コレそのものは単なる情報伝達媒体に過ぎないのですけれども、無名な一市民*1が全世界に情報を発信できるというものになった段階でもうどうする事もできないものになったんだろうな、と。
 関係ない話ですが、昔OUTがあった頃、長野県と東京都には青少年愛護条例が無く東京はどうか知りませんが長野県は『見てはならんものを見させないようにするのではなく、見てはいけないと教育するからそんなものは必要ない』と言っていたのには敬意を覚えたものです。右にも左にもかかわらず、宗教にも拠らず身に着けるべきモラルというものは存在すると思うのですが、それが厳然と存在しうるにはやはり何をかの裏づけが無い限り存在し得ないのかな、とも。そういう意味ではモラロジー研究なんかはもっと推進されるべきなんだとは思うのです。
 『私達の卒業式に日の丸を掲げないでください』という少女に気持ち悪さを感じるのは、その背後に大人の意図があるからで、そういう状況をいったん見てしまうと、もしその子が自発的にそう言っていたとしても、そうはとれなくなる。見えてしまうと邪魔くさくなるものってのはやはりあるんではないかと。そういう意味では広島の校長先生の自殺は『政具』にされてしまって、それこそ冒涜ではないかと。とてもモラルがあるとは思えないのです。

 人間である以上、中立の立場にいる事なんてのは出来ない事なんでしょうけれども、それをあえてやらなければならないのが教育者だと思うのですが、教育者を目指す者ってのは大抵偏っていて。他の職業に就いた事無いのに職業指導なんて出来るのかいな、などと。尊敬されるべきは実際現場で働く人であって、その後ろでふんぞり返っている者はもっと小さな顔をしているべきなのだと思うのです。そして現場が働きやすいようにする、それが管理者ではないかと思うのですが管理職になるとそうもいかないのも事実。呉氏の冒頭でも読んでこいやという気分にもなるのですが、まぁ、あれですかね。

 それでは今日は、ビビデナバビデナ。


 ……そういえば、日本もムーディーズの格下げに反発したという経緯もありました。このあたりはご存知ですわねぇ。http://allabout.co.jp/career/economyabc/closeup/CU20020622A/
 あと、こんなもん見つけちゃいました。どうしましょうね。アカヒ〜いやっほうー!
http://www.worldtimes.co.jp/special2/kentousi/050909.html

*1:ある意味凄く嫌な単語