電話鳴る

 昨日、用事があれば電話で呼び出すとの話で朝寝をしていると電話が。
「こい」
「はい」
 連絡は短めにの手本のような会話の後服を着替えてテコテコと。

 家について受けたのは訓令と言うか説得と言うか。前回、私は実家合流の条件としてアパート暮らし維持を打ち出していたんですが、この考えを改めれと。職住一致は楽なんですが、相方の事を考えると、『うーん、どうでしょう?』と言うのがあったり、溜めた書籍の山なんぞもいくらかは処分せんなんということもあって踏み込めなかったのですが、ともかく四の五の言ってもいられないという事で条件付で了解に。

 多少来客があったり、色々して父親が目星をつけていた物件の資料を見て現地を見に行くのは明日になる予定。
 途中父親が昼寝をしている間、母弟と雑談。父親は仕事になると人が変わる。そもそも人間が変わっているじゃないか?なんど弟は泣いたか知らん。その時の気分で言うことが変わるから何を基準にしたらいいかわからん等々。
 まぁ、職人さんですし、そんなものだろうと。
 営業マンというのもその日の気分ですから、こちらも顔色を伺うぐらいの訓練は受けてきましたし。それはそれ、父親とはカレコレ8年近くこんな話をしていますし、次やる仕事はある程度定型的なものも織り込んでいかなきゃ成らないものですし、職人の技を受け継ぐにはまぁ、火中の栗を拾うぐらいの覚悟をせんなんのだろうと。

 起き出して来た父親が一言、今から物件見に行くぞ。いや、もう6時ですよ?と返すとやっぱ明日にしようと言う事で。


 ポジションとしては経営が私、金銭管理は弟との事。私はおっぱっぱに見えるかなぁ。