東京行 〜出発

 福井発9時のしらさぎは11両編制でそのうちの3両編制は米原居残りなんだとか。私はその居残り車両に乗り込みましてぼんやーりと。読み残していたハルヒの2巻はものの10分ほどで読み終えてしまい、あとはMP3プレーヤで音楽を聞きつつうたた寝。確かにねぇ。この編制に乗ってるお客さんはすべてがまちがいなく新幹線に乗り換えるんだよねぇ、と。電車の中はおばさん方のおしゃべりと子どものはしゃぐ声で充満していて。あんまり嫌じゃなかったりも。ただ、まぁ、親子関係というものがこの10年で随分変わったなぁ、とは思うのですけれども。
 米原着で新幹線に乗り換え。もう当たり前の300系。車内はさながらプレイルーム。通路を特定の子が元気いっぱい走り回っていたり。そこにおばさん方の話声。通路を挟んで大声で世間話。……多分どっちが迷惑かっちゅーと、おばさんだよなぁ、と。しかし男性の少ない事。親子連れは高確率で母子二人。時々お父さん参加。年配の方もおばさんメイン。時々おじさん。……がんばろう、男達。持って行ったモバイルギアソリティアを。