最近仕事中にしてる妄想は
瞳○さんと乃○子さんと○巳さまの関係について。
何をしてるんだろう、私。
読んでる本は、ここのところ紛争関係の話ばっかでしたねぇ。
- 作者: 町田宗鳳
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/01/21
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- 作者: サミュエル・P.ハンチントン,Samuel P. Huntington,鈴木主税
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2000/01/18
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- 作者: 堤未果
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/01/22
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それぞれ一長一短の様にも。もちろん、物事を考える場合ある一端だけを捕まえておいてから考えないと問題はこんがらがってしまう。
『何故宗教は〜』と『文明の衝突〜』は一緒に読んだ方が良いとは思うのですね。
シヴィライゼーションというゲームがありましたが、『文明の衝突〜』で語る所の文明とはつまりああいう感覚のものを指す様で。もちろん、ハンチントン氏はアメリカの永続的繁栄を祈ってその著書を書いておられる訳ですから、そういうベクトルがかかっていることは考慮して読まなければならない。また、日本文明や中華文明についての考察にやはり西洋的な価値観がある事も否めないし、日本文明に至っては多分今没落の時期にあるんだろうな、などとも。いや、それが良いのか悪いのかは別として。
一方、『何故宗教は〜』の方は、おおよそ反米的な話がそこここに見え隠れするのですけれども……劣化ウラン弾によるガンの増加とか、HIVのアメリカ由来説。*1ただ、それらはその本論の前には些末な事であり、宗教紛争を考える上では非常に有益な書であると確信します。町田宗鳳氏の『「狂い」と信仰』が現在品切れであることが口惜しかったりも。
どーも、この辺。『「戦争学」概論』と3冊を立て続けに読んだので印象がごっちゃ混ぜになってるんですよね。
しかし、つくづく思うのは。
人を殺すというのは抑制されて起こらないであるモノなのか、殺せと教えられる事で開放されて起こるモノなのか。宗教というのはそもそも人を殺すなというのをその原典の置いてる訳で。その上で、あいつらを殺せと書いている。それならば、それは抑制した上で限定的に解除しているという事になるんですよね。だとしたら、人は人を殺すようにあるのかも知れない。
ただ、そうなると人を殺す上で起こる対象の非人間化という過程が説明できなくなる。米兵が日本人を『黄色いサル』と言って火炎放射器で焼いたのも、日本兵が『鬼畜米英』と言いながら米兵に斬りかかっていったのも、それは共に自分が今行う行為を合理化するために行う訳で、合理化しなきゃならんと言うことは、つまり人を殺すと言うことが基本的嫌悪の対象であるという事なんだろうとも。
うーん。
『ルポ貧困〜』は、正直長期高齢者保険制度が始まった現況を見るとつくづく恐ろしくなる訳で。メタボ云々もしかり。
関係ないんですが、アメリカって基本的に工業国と農業国なんですよね。北が工業、南が農業。だから南北戦争があった訳だし。『アメリカとフランスは自給率100%!』という記事を見て一瞬何を言ってるんだ?と思ってしまったのですけれどもね。
そもそも、現在の小麦等の高騰はもちろん投機筋が穀物市場に入っていることもその理由でしょうけれど、それ以前に原油高+バイオエタノール志向でアメリカの小麦生産農家がエタノール原料作物(トウモロコシで良かったっけか?)に転換しちゃったことから発生したように。(もちろんオーストラリアの大干ばつ、中印の穀物需要↑も大きな要因ですがね)
そういや、土曜日から円が一気に下がったような。要因なんじゃろ?そもそも円高に触れた要因がわからんのですけれどもね。
今日はこの辺で。