げんしけん

　１巻だけ買ってきて読んでたんですが、私にはあわないようで。
　と言うのは、私は『あーる』を出盛りの時に読んでしまっているので、どうしても『げんしけん』が二番煎じに見えてしまうのです。もちろん、背景とか、そういったもの。人間関係なんかもぜんぜん違うんで、そうですね、『プラテナス』と『宇宙のステルヴィア』を単純に宇宙物と言う視点で語るほど馬鹿げてる話ではあるんですが、どうも読み進めることが出来ない。
　きっとあれです。オタクの陰部に自分自身が嫌悪感を持っているからそれを増幅して書いているようなものに抵抗感を持っているのかもしれません。だって、妄想戦士ヤマモトも最近読めなくなってますしね。
　いや、洒落にならんし。
　でも、最近のヒロシは大笑いで読んだんですけどね。
　そういや、自分のオタをネタに本を書くってやつで一番最初に思い浮かぶのが水玉蛍之丞さんの『こんなもんいかがっすか』じゃないかな、と。それ以前にもとり・みきさんやゆうきまさみさんが原田知世さんを称える漫画ってのを書いてますんで、そうでもないんですが、パソコン使いで、しかもネットをやってる人間を……という点で評価されたんだと思うんですよ。『このニフ者め！』とか。『大きな声でハンドルを呼ぶな』とか。点取り君もありましたね。……えぇ、私はＥＹＥ・ＣＯＮ読者でしたよ。『カオスだもんね』も大好きですよ？