同人通販

 いやもう、便利な世の中になったもんだと思う次第なんですがね。
 まだ私が関東にいた頃は、ちょうどLパレが登場して虎の穴が店を出して。まんだらけも渋谷に出店した頃だったんでしょうか。あの当時、通販といえば漫画本の同人誌紹介コーナーを見て無記名定額小為替と便箋で〜だったんですよね。海賊版も結構出てて、そんで草の根なんかで『海賊版は悪か?』という話で読者サイドからの立場で『読めないよりは読めるほうがこっちとしてはうれしいから一概に悪とは言えんでしょう』と主張して総スカン食らったり。で、その解決策は結局同人誌流通業の発達に祈るしか〜と。Lパレがありましたしね。
 
 で、現在。まさかここまで便利になるとは。やっぱりIT革命様々なんでしょうねぇ。
いや、こういう世の中ってのはすでにキャプテンシステムが描いてたんですが……、ハードの進化ってのがやっぱ大きいな、と。あとは知恵、ですかね。

 もっとも、便箋ってのはあれはあれで楽しいもので、送ってもらった同人誌の中のペーパーの裏に色々書いてもらえたり。いや、今はネットでHPでメールかぁ。いや、いつもお付き合いいただきましてありがとうございます。
 

 色々調べてみたらその商品は確実にうちの中にあることがわかり家捜し。あったあった、玄関にあった。あれ?でも薄いなぁ……。あれ?破ってみると中からでてきたのは『茜のあはアホ毛のあ!』(彗星堂)のみ。あー『しののぬ』(保健所)は売り切れてたのか。通りで安かったもんな、払いが。
 悔しいので昨日の残り湯で行水。クール系入浴剤のミントの香りも飛んでしまってちょっと悲しかったり。