感想というもの

 どうも私は感想という物が苦手なんですよ。
 と言うのは、NHK教育の『俳句の時間』なんか見てると選者(先生?)が投稿作品を手直しして行くでしょう。あれ、最初と最後ではまったく違うものになってしまうような気がするんですよ。
 例えば、

     仮初の 親子なればと 突き放し
               吾子逝きて我 ただ泣き尽くす

 と言う短歌があったとします。季語入れろ?下手?わかってます。
 で、これをちょっといじってみましょうか?

   仮初の 親子なればと 突き放し
               吾子逝きてひとり 秋の蝉聞く

 下の句をいじって季語を入れました。別のものですよね、これ。
 ですから、あれがこう、これがああという感想はその作品自体を別のものにしてしまいそうで怖くて書けないと言うのが正直な所で。
 だから、好き嫌いぐらいしか言えない。
 でも、自分は感想欲しかったりするってんで、やっぱこれも業なのでしょう。


 で、11時半ごろ、嫁さんも起きない様子なのでひとり飯を食いに外出。近所のラーメン屋へ。そこは結構繁盛してたんですが、最近は一時期の勢いも無く、すっと座れて。いや、正直美味いとは思わないんですがね。やっぱり、まぁ、前食べた時と同じで。と、なると何も変わってないような気がするのに客が減ってるって事かぁ、と。ま、福井市はどんだけ頑張っても25万ですから。
周辺の丸岡や春江を巻き込んだところで、30万に満たない。だからひょっとしたら一周しちゃったんじゃないかなぁ、と思うんです。