マスコミについて

 ネットの各方面で大谷昭宏*1の『フィギュア萌え族』論が話題になっている。

 もちろん、ネットと言うのは確かに一般化が進んだ世界ではあるがそれはまだまだオタクと一般人だと自認する人々から虐げられている人間の参加比率が多いから大谷氏の発言に対して嫌悪感を含む意見が多いのは当然の事だと思う。私も嫌悪感を持っている。

 ただ、阪神大震災新潟地震の報道でも明らかなように、マスコミは必ずしも真実を語らない。
マスコミが行っている事が正しいとする風潮、問題はこの点にあるのだと思う。

 某中国好きの作家が作中で語った言を借りれば、

情報とは常にその発信者にとって都合が良いベクトルを加えられている

 特に朝日だ。今回の大谷氏の発言はABCの特番で為されたと聞く。朝日は今はサヨの振りをしているが実際は寄らば大樹の影大好きっ子だ。
 
 韓国の新聞は一面に『反日』の単語を置くだけで部数が伸びるのだと公言する。だから『反日』を行うのだと。体制とは戦うと入っているが、実際は体制の支援を行っている。

 石原都知事は東京におけるわいせつ図書の規制を強化したと聞く。朝日はそれを積極的に支援していくつもりなのだろう。


 マスコミは嘘をつく。状況を利用する。それだけは忘れてはならないと思う。
 彼らはインターネットには虚報が渦巻いていると指摘する。我々はそれを知った上でネットを活用している。
 マスコミも嘘をつく。だから、我々もそれを知った上でマスコミと当たるべきであろう。


 もっとも、ヨン様追っかけ世代にはもう何を言っても聞いてもらえそうにもないのだけれども。