あと一週間か。

 提出した診断書では29日までの加療となっていたから来週月曜日には出勤しなければならない、事になっている。嫁さんは、『絶対無理。行けるもんなら行って見なさいよ』とけらけら笑う。
 朝、といっても11時起床。どうも胸がゾワゾワとして落ち着かない。大戦略を少しやって、DVDの組み込みとか、文章とか、書こうと思うんだけれども手につかない。だからという訳ではないけれどもドラマCD 秋桜の空に ~そよ風のひより~を聞きながらぼんやり。
 あー、もう14時かぁ。食欲は無いけれども空腹。腹は減っているが食欲は無い。同じ事を微妙に言い回しだけ変えて2回言ってみる。食いたいと思うものは無いのだけれども、食欲だけはある。これは微妙にニュアンスが違うな。食べる事が億劫だ、というわけではないのだけれども何かを食べたいと思わない。せめて嫁さんが起きて来て、腹が減ったと言えば何か作るのだろうけれども、そして食べ始めれば結構食べる事が出来るのだけれども、一人のときは何か食べたいとは思えない。

 そういえば、前回上京したときもそんな瞬間があったな、と思い出す。
 T氏に渡すはずだったへしこを渡しそびれていたのに気が付いたのが土曜日の夜中。連絡を取り、翌日に秋葉原でパーツを買うというT氏と待ち合わせ。その時一緒に居たH氏とTm氏も一緒に行こうという事になったのだけれども、そんなこんなで落ち合って、少し歩いてTm氏が腹が減ったと。昼食をとろうという話になったのだけれども、極度の寝不足からなのかうつ病のせいなのか、朝食を無理やり取った効果もあってどうも食べる気もせず。肉にしようか魚にしよか?それとも中華が良いかねぇ、牛丼屋では芸が無い。ここには天丼屋もあるな、という会話に料理を想像するだけで戻しそうになっていた私はそんな事も言う訳にもいかず『私なんか飲んでるよー』、と。結局入ったのはランチ営業していた居酒屋で、初めてだけどどんな店だろうと警戒していたT氏やH氏もその会社がやってる別の業態店へは何度か行ってると言う事で。お茶か水かときかれお茶を頼んでランチメニューも見せてねと。お茶はあったかい麦茶で、昔蔵王で飲んだそれをふと思い出し、ランチメニューを見ているうちに少し食欲が出て。とりあえず食べておこう、やっぱりと釜飯を。一番量が無かったのだけれども、それでも食べ終わったのは一番最後だったなぁ。

 さて、どうしましょう。部屋の雰囲気からすると嫁さんはあと2〜3時間は起きてこないでしょうし、実家にも出頭してこなきゃならない。偵察名目でいくつもりだった蕎麦屋に行ってざるそばでも手繰ってきましょうか?きっと天ざるは今の私には重いですし。
 ……とりあえず、出かける事にいたしましょう。

 帰って来ました。結局天ざるでした(笑
 実家は不在で、近所に住んでいる祖母が猫と散歩しているのに出くわしまして立ち話。
「早くお迎え来ないかねぇ」
「ばあちゃん、それはおたがいさまや」
 なんともまぁ、貴重な冬の晴間に行うにふさわしい話題だなぁ、と。雪降る中でそんな事してたら実際に死にかねませんし。
 帰り道、某コミックL○を買いに。*1RINは来月のを買おう、と。秋葉さんも巻田さんも載ってないのならば……。これって隔月で作家さんが入れ替わるのか?などと不思議に思ってみたり。
 寒いのは寒いんですが、ちょっと違う気分。ちょうど12月上旬の頃のような気分。胸が寒い?穴が開いたというわけではないんだけれども心臓の辺りに空虚な空間があるような。*2そそくさとスーパーでお茶を飲むときにつまむクッキーと菓子パン、ベーコンなんかを買って帰って来ました。
 しばらくは布団に包まって。少し落ち着いてからは洗濯です。……さて、そろそろ干しに行かないと。

*1:伏字が伏字にならない不思議。色々配慮してるなぁ、今回の裏表紙も正しいなぁ、と。前号はどうかと思ったんですが、今回はただただ頷くばかり。

*2:日本語的には正しくないような気もしないでもないけれども、正しくそんな感じがするのです。