いい加減間延びするのもアレだなぁ、と。

 mixiばかりに書いていてはてなにあまり書いていない昨今。

 先だっての日曜日、実家に出頭しこれからの事を。父親は5月の連休明けから本格的に動くとの事で、今回ばかりは問答無用で動員されることに。

 元々食品関係の仕事に進みたいと思っていた訳だし、それ自体はいいんだけれども、やっぱり5年ぐらい早く始めたほうが良かったよなぁ、というのが正直な所。

 父親が眺めていたのはペイオフの動きと地価の動きだった訳で。私のほうは株と為替を眺めていますが、どっちにしても底値はずっと前に来ていたんだという話で。株の方は買うのなら、日経平均が1万円割れだった頃に買っておくべきだったと言うのが父親の持論なんですが、逆を言えばその頃は株というのはやっぱり特定の人たちのものだったような時代でしたし、ネット証券会社なんてのが出てきたのも最近。株価が上がったのは景気が良くなったんじゃなくて多くの人たちが株式市場に参加したからに過ぎないんじゃないかと。それを何より証拠には、各家庭の貯蓄率は低下していますし、株式投資に対する税制優遇策なんてのもあった訳で。デイトレで大赤字を出した私はまだ馴染みのあるFIXに逃げて現在株は中期取引の方でと勉強中ではありますが。

 中国問題。愛国主義教育のツールと反日を用いた中国は韓国になってしまうんだろうな、と。子どもにとっての真実とは教えられたものであって、その内容を決めるのは大人であり、国家である訳で。我が国の場合、歴史とは受験のツールであって、特に近代〜現代はないがしろにされるか、もしくは叩き込まれるかのどちらかであって。後者の場合はどちらかと言うと反日的教育がなされますね。

 従軍慰安婦は多分あったのでしょう。南京事件もあった。ただ、従軍慰安婦が正式に軍の命令系統に存在していたかは確かでありませんし、南京事件で殺されたのは便衣兵だったのか民間人だったのかわからないですし。東京裁判では確か20万人と言う話でしたが、今は300万人でしたっけか?日本陸軍にそれだけの兵站能力があれば南方戦線の悲劇はなかったんじゃなかったのかなぁ、米軍による広島・長崎、日本各地を焦土と化した戦略爆撃は断罪されなくても良いんでしょうか?

 中国の反日活動家は日本が右傾化していると言いますが、この現状を見渡してもどうも右傾化なんて気にはなりませんし。韓国は日本が再侵攻してくると真剣に思っているようですが、そもそも戦死者なんてものを現代の日本が受け入れられるはずがないのです。カンボジアPKOの時に文民警察官の方が殉職されただけで一体我が国はどうなったか?北の工作船事件の時、有力マスメディアの人間は『小銃』というものが一体何なのかすら理解しなかったのですし。それが悪いとは思いませんが、少なくとも、その程度の認識しか持たない国が戦争なんてできるはずもないのです。

 ただ、中国古典に触れた人間としては、中国人はもっと狡猾だと思っていたのですが。あんなに露骨な事をやるのかなぁ、と。

 ここしばらく、豊田有恒さんの韓国に関する著書を読んでいたもんで。中国も同じ道を行くのかなぁ、とも。私個人としては中国よりもASEANと仲良くしたいと思うのです。少なくとも彼らはまだ日本人だという事でジョッキで殴ったりはしないでしょうし。それも願望なのかもしれませんが。むしろサマワに本当に日系企業が進出したらどうだろうとも。誇りを持つ人間は施しなどは求めません。『援助は要らない仕事が欲しい』は正しい発言だと思うのですよ。

 労働を美徳とするものとは友となれます。額に汗するを卑しい行為だと思うものとどうして握手が出来ましょうか?

 
 余談ですが、結婚式は華美になりすぎているよな、と。うちの嫁は白無垢と自前の色留めだけでしたし、私は紋付袴は借りましたが結婚式後の食事会はただの礼服で座ってました。大学時代の友人がその後祝いに大挙して来てくれた事は今でも感謝する所ですが、アレでよかったんだろうなぁ、と。

 私らは平民なんですから。何も貴族の真似事なんぞせんでもいいんですよ。
 茶碗を持って食事をするのを笑う人たちがいますが、こちらからみれば片ひざを立てて器に口を寄せて食事をするのは下品に見えます。どっちもどっちです。

 つい先日まで中国進出を煽っていた新聞社が中国への過度な投資は避けるべきと社説を書いています。口車に乗っていってしまった人は不幸だよな、と。結局は自己責任なんですよね。リスクがない所には利益はないですし、それを考慮せずに人に乗せられて突っ込んでって損したって泣いた所で、それは誰も保障してくれる訳じゃないですし。

 そういや、昔ありましたね。『損失補填』って言葉。あれは刑事事件にまで発展しましたのに。

 私らはリスクに弱いんでしょうかねぇ。

 ある方の日記を見て。やはり良い人悪い人、その比率自体は同じなんだろうなと。
 大学時代の先輩は、暇さえあれば中国にいっているような人でしたし、その人から聞いた話はとても楽しいものでした。同じ頃、一部屋はさんで同じアパートに住んでいた韓国人留学生のご一家はとても朗らかな人たちで、良く挨拶なんかも交わしたり。奥さんが自転車のチェーンが外れて困ってらっしゃる所を手伝って、工具代わりに箸を差し出された時にはついつい日本では箸はその人の魂が宿るというのでそんな大事なものは使えませんという話をして恐縮されてしまいましたが。

 最後に在中・在韓邦人の皆さんのご無事をお祈りしつつ。