相互確証破壊

英語略記でMAD。博士の異常な愛情(以下略)を見るとそれが何かわかるのですが、冷戦構造下、誰もが核兵器を使用できなかった背景とも言うべき思想で、もし誰かが核兵器を使ってしまったらその報復の応酬で誰も生き残れないという話で。

軍事に興味を持つものは、必ず知るべきものであり、『兵は大事なり 悪戯に兵を用いれば亡国必至なり』はやはり心得るべきで、また『兵は戦わざるを上策とす』……つまり、兵力とは抑止力として持つべきものであり、それを軽々しく用いれば必ず国は滅びる訳で、軍事を知るものは皆反戦を主是とすべきであるのです。

また、反戦を主是とし軍事について学ぶ事を忌み嫌う事も避けるべきで。シビリアンコントロールとは、軍事に対しまったく無知な人間が軍事を統括するべきであるという意味ではなく、政治家が軍人に対し命令を下すべきでありその逆はいかんと言う話で、そういう意味において現在の我が国には憂慮するべき点が多いのではないかと。


閑話休題
夜詩さんに店の不動在庫の冷酒6本をお送りしたらマリ見て19冊になって帰って来ました。大体流通価格にして3倍?となるとこちらは何とかして報復を企てなければならないのですが、それにはより破壊力のある何かを用いるべきで、思いついたのは某酒造メーカーの吟醸酒だったのですが、その手を使うと我が家の経済が破綻する訳で。もちろんそれに対して夜詩さんのほうからも更なる応酬が行われる可能性もある……と。で、思い浮かんだ単語が『相互確証破壊』。ここは『ありがとうございました』(≒覚えていやがれ)としておくべきなのでしょう。
悪戯に兵(資金)を動かせば国(家庭)が滅びます。ただでさえ先日より嫁さんが『あなたを殺します』という気を放っているのでうかつに手を出す訳にも。あぁ、あれは『雫』ではなく『痕』か、と一人ぼんやり考えてみたり。


この連休中はクラナドでした。何を今更と仰る向きもおありでしょうが私がこの手のゲームをやるには時間がかかるのですよ。ほら、一度に複数の女の子に思いを寄せられるなんて現実に向き合ったことも無ければ、好きな子の前で別の誰かを口説くなんてことも出来ないもので。などといっていると、嫁に殺されそうなのですが、それはそれ、ならば是非もなし、本望なりと思うのですが、嫁さんに志穂美悦子程の体力があればそれこそ天恵なのですが、残念ながらそんな事も無く。法力ぐらいは使いそうなので怖いのは怖いのですがね。