ふと思ったこと

 不善を為すのは生きている者であって死者ではない。もし何かあったとしてもそれを死者に押し付けるのは筋違いと言うものではないか、と思う。
 死者は現世での修行を終え先立ったものだ。遺骸は借り物だから現世に返しただけに過ぎない。借り物は返さないとならない。その手順においてどうこうしようと今生きているものが行うのはその生きている者の思い出あって死者の想いではあるまい。最も、使者が何らかの指示を行っていた場合は別だが。
 人様の信仰にどうこう文句をつける気はしない。我が国は信教の自由を憲法で認めている。

 そっちはそっちで勝手にやれ、こっちはこっちで勝手にする。他者の善意は単なる干渉に過ぎないという場面もある。それが善意の発揮である事、それが事態をより悪化させる。善意の発露であるから悪意がない。悪意があった方がこちらとしては御しやすい。

 ここしばらくの雨と実家の修繕作業で背中が痛い。今週は色々ある。頑張らなければならないんだけど、何と無く出端から挫かれた。そんな感じの月曜日。