戦術核とABM

 真っ青な空、電柱に一羽のトビがとまっているのを良く見ます。

 ちょうど通っている訓練施設は両側を川に挟まれていて、田んぼのど真ん中。だから野鳥なり何なり見放題な訳で、本気で野鳥図鑑を買おうかしらと思う毎日です。

 で、トビがゆったりと夏空に弧を描くのを見上げるのです。

 『トンビが鷹を生む』と言うのは取るに足らない人物が大人物を育てたと言う例で、トビはこの中で在野の凡人に甘んじているのですが、どう考えても生物学的には鷹よりもトビの方が優れていると言って良い訳で。トビは猛禽類になるのかどうだか調べもせずにつらつら文を書いている訳なのですが、『人類』というファクターに負けずその勢力を減らしていないトビは鷹よりも適応力に優れていると言える訳で、開墾等々の為に生存場所を失った猛禽類よりも賢いのではなかろうかと。

 言ってみれば、私は鷹から生まれたトビなのでトビの肩を持ちたいだけなのかも知れませんが。


 最近の訓練結果はマザボのスペックが読めるようになったと言う事で。週間ア○キーなんぞを定期購読してみたり。あぁ、これはEYE-C○Mなんだなと。昔に戻った気分で。

 で、今日もトンビを見上げながら農道を歩くのです。その途中、ふと思い出したのがナイキJ。ナイキと言うと多分『し』の方を思い浮かべるんでしょうが、古い軍オタはアジャックスではないナイキの方が馴染みだったり。

 そういえば、ABMは核ミサイルを撃墜する為に核弾頭を搭載してたんだよな、などとどうでも良い事を思い出して。今はもう03式か、などと隔世の感を味わったり。そんな毎日です。


 これで有明に行ったらやはり自分が随分取り残されているような気分になるのでしょうね。