温暖化。

 9月だと言うのにまだまだ暑くて、うちのクーラーは前の住人さんが置いていってくださったものなので多分10年選手ぐらいなのですが、そろそろ寿命なのか外気温差が約2度ほどで機能限界に。室外機に日よけをつければもうちょっと冷えてくれるのかも知れないのですが、しおしお。

 学生時代、『何でもいいから隔週でリポートを出せ、40枚程度の(1600字詰)』と言う講義があったのですが、そこである日私は『地球温暖化の常識非常識』というテーマでレポートを出した事がありまして、結局何を書いたかと言えばアメリカが二酸化炭素が温暖化ガスであるという事を認めていないと言う具合の話を書いた訳で。アメリカの主張する所では二酸化炭素はあくまでも温暖化のベンチマーク足り得るがそれそのものが温暖化を引き起こす物質とするには論拠に乏しい、だった様に。かく理由からアメリカは京都議定書には批准しておらず、だからこそ京都議定書は無意味じゃあないかと言われる訳ですが、なるほど確かに二酸化炭素化石燃料を燃やして熱を発生させた後に出現する物質で、二酸化炭素が温暖化を引き起こしているのか、化石燃料を燃やして出た熱が地球を暑くしているのか悩む所で。二酸化炭素濃度が上がれば平衝則から言って植物の生育が早まっても良さそうな気もするのですが、それは焼畑栽培や某国の無秩序な開発なんかで『もともこも』なのかも。因果律を持ち出す気もないのですが、山の木々を切り倒して食糧生産を推し進め、甚大な水害が起こったからと農民から土地を取り上げ木を植えさせて、その農民が大都市に出てきてスラムが出来る。もしくはその農民を都市に住む資本家が安価な労働対価でこき使う。それが彼の国のスタイルならばもうすでに人○の国ではないような気も……ゲフェンゲフェン。


 話を戻しましてアメリカさんは何が温暖化を促進しているかと言っているかと言うとそれはメタンだそうで。で、アメリカが主張するメタンの排出源は偶蹄目の哺乳類との事で、……牛の反芻なんだとか。なんだ、牛飼いが温暖化の元凶かよと。ならば鯨食おうぜ、鯨とフランクに亜米利加人の肩を叩くときっと睨み付けられるのでしょう。鯨は賢い?うん。じゃあ牛は馬鹿だと?♪わ〜ら〜にぃまみれてよーって唄を歌って聞かせたくもなりますが、牛は飼えるからいいんだとか。いや、メタン出すし。これで反論カード一枚ゲットです。


 それにしてもハリケーンの猛威。去年の日本は二桁の台風に襲われ、それ以前に我が福井は新潟と共に水没した訳なのですがそれもこれも温暖化が原因ではないかと。地球が暑くなれば嵐はデカなる。これもずっと言われていた事で。ガソリン使いたさに二酸化炭素を出すぞ!と叫んでいたら精製施設が大打撃で原油先物高騰。どうしたものかと。


 旧ソ連のアフガン侵攻は70年代にあった凶作が遠因といいますし、あれがソ連邦崩壊の切欠にもなった訳で、今回のハリケーンも50年後には何か歴史の転換点のきっかけになるのかもしれませんね。