『諦められる』という事

 現在職業訓練中なのですが、ちょっと『諦められている/諦めている』ムードが。この空気は昔経験したよな、と。

 学生時代、理工学部に在籍していたのですが、良く情報科の人間が漏らしていたグチに『教授が俺たちを諦めてくれない』と言うのがあって。当時私たちは3期生で新設校ならでわの『教授陣と学生との基礎能力のアンマッチ』と言うのがあって、教授陣は国内最先端の陣容(ただし国大や民間企業を定年後余生を送りに来た人多数)だったのですが、学生がその教えを受け入れるだけの基礎力が無い。例えば3年の実験中に『モルって何?』というひそひそ話が普通に出る様な感じだったので、先生方も大方が『諦め』ておられた訳で。そんな中、情報科の先生方はそんな私たちを『諦めず』に教育しようと励んでおられて。その結果出たのが先ほどの言葉。高校時代の後輩が私に『僕も先輩と同じ大学を目指します』と語ってくれたのに『やめとけ、潰れるぞ』と返さなければならなかった悔しさってのは無かったのですが、今彼は県内でも有数の企業で研究員としてがんばっていると風の噂で聞いたのがせめてもの救い。

 『何を言っているのかがわからない』『何をやってるのかわからない』『何でここにいるんだろう』そんな言葉を聴くのは何より辛かったり。マウスとキーボード操作が出来るっていう基礎力でCCNAが取れるほどは甘くは無いのはわかってますし、ネットワーク管理者なんてもんになれる訳が無いのはわかって今ここにいるのですが、まぁ、こんなもんなんだろうな、とも。そういう自分だって現役のネットワーク管理者が言っている事を聞いてもチンプンカンプンで、自分の知っている知識で精一杯会話についていこうとするのですが、そもそもその知識が陳腐化していたり、間違っていたり。世の中そんなに甘くは無いよ、お父ちゃん。PCをネットに接続する事が出来ればホームページが作れる訳ではなく、Blogをやってるのとサイトを持っているのは意味が違うと言っても理解してもらえないのかも知れません。


 理容師と美容師では出来る事が違うってのは知りませんでしたしねぇ。
 調理師免許を持っていれば懐石料理のコースが作れる訳でもないのです。

 それはわかって貰えそうなのにね。




 昨日要らん事言ったらアフィリエイトが無くなってる!!いや、そういう意味では意味では意味では。コレはあれだなぁ、と。魚雷戦でもやるかぁ。