『ヒトラー最期の12日間』

 そういえばナチスってのは国家社会主義を標榜してたんだなぁ、と。常々ヒトラーは悪人として描かれている/描かないと許さない人が多いのでもちろんこの映画でもそのあたりへの配慮はなされていたのですが、主題は『人間』としてのヒトラーを描くという所で。
 やはり奇妙なのは官邸地下要塞の狂乱と市街地の鉄の暴風という格差で。地上では狂気と正気が入り混じり生と死が交錯しているのですが、地下ではやけっぱちにも似た狂乱が支配している。見ものでした。あぁ、そう収束するのか、とか。
 一応、これは1次資料に近いものとなるはずなので、そういったものを残していくというドイツの精神には脱帽。それに引き換え日本はなぁ、とややゲンナリしながら帰宅しました。


 映画が終わったのは10時で町に出るとそれなりに呼び込みのお兄さんなんかも出ていて。いやはや、酒は飲めませんしなぁ、と思いつつ手刀を切って一礼するとさっと引いてくれるので楽。帰り道、小腹がすいたのでコンビニでおでんを少し買って炭酸水で食べました。(^^;;;スジにこんにゃく、焼き豆腐。汁も残らず飲みました。

 さて、明日はちょっとテストに奥越地方にドライブです。はて、行けるんやろか?