少年老い易く

 『最近の若い者は』と言う文句はヒエログリフ*1にも出て来るそうなのですが、つくづく思う事で。いや最近の三十路もまだまだ若者の範疇に入れてもらえるそうなのですが、まぁ、四十代の人は私らの事を見て同じ事を思ってるんだろうな、と。

 今日、訓練校で思った事なのですが『知っている事とできる事は違う』と言う事がわからない子が多いんだろうな、と。自分も学生時代結構横文字の響きのいい学科にいたもんで、お陰で卒業後いろんな人から『イメージだけで入ったんだろ?』と言われて悔しい思いをしたもので。アホいいな。俺は3歳の頃からこの道決めてたんじゃ、と。とは言うものの、『学ぶ』以上の事をしようとはしなかった訳で、『探求する』事は辞めてしまいましたのであまり笑ってもいられないのですが、それにしてもな、と。

 つまり、何をやっているかがわからないんだとか。何を言っているのかもわからないし、何がなんだかわからないと。講義中気持ち良さそうに寝ていたり、ゲームしてたり。中にはJavaでプログラム組んでる子もいるんでそれはたいしたものだとは思うのですが、それにしてもなぁ、と。

 昨日はっきりと『今年は進度がかなり遅れている』との話が出て。いや、レベルが低いとはっきり言ってくださればいいのにと思うのですが、まぁ、まとめ役を買って出る訳でも無し、私も風になびいている口でやりたい様にやらせていただいていますので何か言える立場でもないのですが。

 
 受講生の中には四十過ぎの方もおられて。この方達は本当に真剣にやっておられてわからない事があればすぐに質問されて何とか追いつこうとされるのです。また、私達年下のものに対しても丁寧語で接してくださって見習わなきゃなと思いつついるのですが、同年代とその下がひどかったり。

 先生は一生懸命教えてくださってるものですからただただ頭が下がるばかりで。
 足らないのは社会経験なのかマナーなのか?私は口が軽いのでいけませんがね。

*1:一瞬『ヒポポタマス』と浮かんで『違う!』とググりました。本当にネットは便利だねぇ