ど○り濃厚

 創業セミナーを受講中、かねてから考えていた話をいじくっていた。

 幸い、牛乳屋を営む友人がいたので聞いてみた所ワンロット2tで100万と言う答えが返ってきて以来放置していた。それ以前に彼が提示したのはパウチ容器であり、こちら側が意図していた紙パックとは印象的にも似ても似つかぬものだった。

 彼がパウチ容器を提案したのは無理もない話だった。何しろそれは粘度の高い飲み物である為、現在そういう方面を扱うにはやはりゼリー飲料で使用実績のあるパウチが一番優れていると考えたのだ。


 ……しかし、それでは自販機に入らない。ロングライフ牛乳のような、200mlパッケージにする必要がある。少なくとも、その容器は紙製である事が望ましい。


 それ以前に、『どろ○濃厚』とはどんな飲料なのだろう。とりあえずわかっているのは非常に飲みにくい粘性の高い飲料であると言う事ぐらい。ゲル化剤でも入ってるのかなぁ?こんにゃく飲料というものもある。しかし、だとしたら『げる○んジュース』との違いは?ゲル化剤が何も入らず、並大抵の肺活量では飲めない。しかもそれは少なくとも4℃以上の温度でその状態を維持していなければならない。そのとき思い出したのが画像掲示板で流れていた『果汁600%』という紙パック原画だった。……いや、6倍濃縮原液は飲用には適さない。少なくとも常人に飲めるものではないだろう。それはまるでカル○スをそのままパックから口中に流し込む様なものだ。それは自殺行為だろう。

 ……つまりはこうか?『げ○るんジュース』は確かヨーグルト味だったように思う。それに対し『どろり○厚』はピーチ味だ。そういえば、これは不○家ネクターがそれではないかと言う説があった。あれは桃ピューレと桃果汁から作られていたはずである。

 んー。やはり『どろり濃○』には何らかのゲル化剤を混ぜなければいけないような気がする。



 今月末、私は加工食品研究の研修を受けるのだけれども、多分このあたりをネタにしようと思っている。福井は梅の産地だ。梅味のゼリー飲料ならば……チョ○ヤが既に出しているが、やってやれないことはないのではないか?そんなことを考えていた。