お昼一席、夜二席

 今日は昼にお座敷があったので9時出勤。ドタバタとお昼の席の準備、送り出しをして終わったのが13時。それから仕入れと食事に出て、お店へ戻って仕入れの仕分けをして休憩に入ったのが15時。今は使っていない座敷が休憩室になっていて、コタツと電気ストーブ。まくっていた上着の袖を下げて横になると親方のいびきが。私まで寝る訳には行かないので積んであった料理雑誌をめくっていました。

 午前の席の調理中、親方負傷。蒸缶*1の蓋の角に左拳をぶつけてしまい流血沙汰に。昨日も左人差し指を切っているので左手傷だらけ。おまけに疲労から歯槽膿漏が悪化、おまけに風邪。私は見習いなので足引っ張ってるだけだよなぁ、となんとなく我が身の不甲斐無さに嫌気がさしてみたり。

 夜の席、やっぱりいろいろミスもやり、親方の手を煩わせる結果に。ふと思い、弟との交代を提案。怒鳴られました。
「ワレ、逃げる気か!」
 いや、そうじゃないんだけどな。いや、そうかな?とりあえず父さん体弱ってるからこの道15年の弟が入った方が楽出来るんじゃあないかと言った所、
「誰が楽したいなんて言った!」
 と、一喝。とりあえずは明日も私が続投。帰り道、『見習いは3年は間に合わんて言われる所をマンツーマンやでやってるだけで、間に合おうなんて思うな』と諭されたり。何してんでしょうなぁ。

 明日は夜一席なので休養も含めて午後からの出勤になりました。

*1:でっかい蒸し器