東京行 〜秋葉原/御徒町

 閉鎖した交通博物館を見ながら。この界隈にはまだジャンク屋さんが現存し、チラッと店頭を冷やかしながら。ノーパソのバッテリーパックとか、何に使うのだろう?などと。いや、使い出はいくらでもあるか。肉の万世をこういう角度で見たのは初めてかなぁ、と思いつつ。

 中央通りを上野方向へ。んまー、10年前から考えれば何ともはやな気分。ここまで変わるか?と思いながら。メッセサンオーは当時基板屋でSRMシリーズの基板とコントロールボックスを買った記憶が。当時はソフマップと九十九の熾烈な出店争いが。そんなマップも今ではカメラ屋傘下。諸行無常。ともま、そんな事を思いながら一気に御徒町へ展開、宿泊予定のホテルの立地を下見して秋葉原へ戻るというコース。いや、チェックインするにも早かったもので。……チェックインには1時間、待ち合わせには2時間あるという状況下、さてどうしようと思っていると……目の前にマッサージの看板が。15分1,000円のそのマッサージ屋さんは秋葉原に2店展開しており、4年前に入ったのが初めてで。で、今回は3回目となった訳なのですが、仕事で足があんまりアレだったので足を揉んでもらおうと。


「こんちは、いいですか?」
「えー今予約が混んでまして、どのコースですか?」
「30分ほどお願いしたいんですが」
「あ、それなら大丈夫です。少々お待ちいただけますか?」
 そんなやり取り。待合でボンヤリ水を飲みながら待つ事10分、揉んでもらえる事に。
「今日、どうしますか?」
「足腰お願いします」
「承知しました♪」
 ……そういや前回・前々回は女性の方だったのですが、今回は男性。いや、それについては異論はないんですけどね。むしろ汗まみれなので女性につかれると申し訳なくてしかたない訳で。

 で、揉んでもらっていた訳ですが。

 うが、あう、いてて。うーーーぎゃーーーー。
「かなり来てますねぇ。大丈夫ですか?」
「いや、あの、ハイ、大丈夫です」
 ぎゃー。
 もうそこらじゅうの腱やら筋やら。凝りまくりでパンパンなので触られるだけで痛いんですね。んで、そこを揉んでもらっている訳なので、こうなる。

 ……30分後。
「無理です。もっと時間が要ります」
「ですねぇ」
 と、退出。


 時計を見るとチェックイン時間。あわててホテルに入り荷物を下ろしてまた秋葉原へとって返しました。