(雑感 Google+より転記) とある記事を読んでいて思う。

0.12ベクレルのセシウムってどうやって検出したんだろうなぁ、と思う。ビルやら大理石のそばにいる方があぶねーだろうな。最も内部と外部では随分話が変わるんだけれども。

学生時代、空中落下菌について教育を受けた学生が二方向に分かれるという話を聞いた覚えがある。一方は作った料理を端からラップして行き、一方は衛生に無頓着になる。どっちもどっちだとは思うし、中庸という思想はないのか? と思わなくもないのだけれども、んー。

どうもこの手の話を聞くと、『発見』という文言を思い出す。『コロンブスアメリカ大陸を発見』という文脈で使われる『発見』。アメリカ大陸はヨーロッパ世界がその存在を知らなかっただけで、それそのものは太古から頑然と存在していたはずであるし、それ以前にそこには『インディアン』が住んでいた。近年では『再発見』とか『ヨーロッパ社会に紹介』いう文言が用いられるようにもなったのだけれども、まぁ。
放射能についても、それそのものはそれこそ宇宙が出来た頃から存在している訳だし……ってこれは嘘だな……まぁ、どえらい昔からあったし、放射線は宇宙からも大地からも降り注ぐは飛んでくるはしている。食べ物の中にも多分に含まれているし、原発からの放射性物質漏洩も今回が初めてではない訳で、何を今更そんなに大騒ぎするんだろう、という気がしないでもない。あと、急性放射線障害と慢性障害の区別もつかないんじゃろうなぁ。

なんというか、これまでの事故なんかも他人事だったんだろうな。でなきゃ、大阪道頓堀のネオンを灯す電気が若狭湾原発から来てるんだよなんてCM見てなんとも思わずにいれんわなぁ。

別にくさす気はないけれど、今までなんでそんなに無関心でいられたの? と、正直に思う。
安全神話を求めてたのは誰なんだろうなぁ、と。