二席、34。
今日は早上がりでしたー。家へ帰りついたのが20時台。前職でもこんな時間に帰って来る事ってなかったなぁ、などと。それもこれも昨日親方が一人で仕込みをしてくださったお陰なのですが、ナムナム。
ようやく開高健・著『輝ける闇』を読み終えました。ベトナム従軍記というか、ベトナム戦争に従って書いたと言った方がいいのか。著者の子供時代(太平洋戦争末期)の記憶がそこにフラッシュバックするという描写はやはり今の私たちの世代では書けないのだろうと。何しろ戦争を知らない世代ですし。
ホンの60年前、日本は戦争をしていたのですよね。
で、現在も世界には戦火がある。
今日ちょっと親方とも話をしたのですが、多分私たちは20年後自家用車を持てなくなるんじゃないかと。車の維持と言うものが出来なくなるんだろうな、と。
それが上昇志向の欠如とかそんなんじゃ無しに。
車って必要なんだろうか、と、ふと思うことも多いんです。ほんの20年前まではマイカーをもつという事は夢だった訳ですし、私が営業をしていた頃、よく先輩からは車にクーラーが付いてなかった話なんかも聞いた訳で。今はエアコン装備が当たり前ですよね?でも、ちょっと前はそんなもの当たり前ではなかった。
便利だという事は不便も作り出す訳で。
例えば埼玉でしたっけ?大手スーパーが撤退したお陰で街に生鮮食品を売る店が無くなったという話。これはきっかけはまずその街に大手スーパーが進出して来たお陰で地元商店街が立ち行かなくなり消滅し、その後その大手スーパーが経営難で撤退、結果商店が無くなりその街の人々はみな隣街のスーパーまで買い物に行かなくてはならなくなったんだとか。
また、我が福井。マイカーが増えたお陰で公共交通機関が立ち行かなくなり、鉄道網が次々廃線。代替でバス路線が新設されるもそれも赤字で市や町が助成金を入れたり町営バスや市営バスを走らせなければならなくなったり。これはある意味小泉改革の逆ですやね。民が見捨てた事を官がやっている。採算ベースに乗らなければ撤退するのは民の理論ですから。それを否定しては何をしているのか分かりませんし。*1
株式投資が楽になったお陰で猫も杓子も株に手を出し虎の子や生活費まで突っ込んで、何を買えば良いか解らないからってんで投資のつもりで投機をやってすっころんだり。これは素直にネットトレードなんぞやらなければ起こり得なかった事象でしょう。投資本の中には短期投資を戒め中期投資のみに注力すべしという本もありますし、某FIXは儲かりますと言った前改革担当大臣*2を野党は突っ込むべきでしょうにね。そんなコウコウジイ叩いてる暇があったら。
いかん、はよ帰るとろくな事を書かん。